5/12 14:15投稿
宮崎県で口蹄疫という家畜の病気が発生して、えらい被害が出ているらしい。
まずは口蹄疫ってなんじゃろうという話から( ・ω・)つ
口蹄疫(こうていえき)
・偶蹄類などの動物に関する伝染病。
・人間には感染しない。
・症状として、口周囲や蹄部に水疱が形成される事があげられる。
・伝播力が強い事、感染速度が速い事が主な特徴。
・ひとたび、 感染例があげられると、広範囲に広がる危険性 がある。
感染力が強すぎて治療する事もできないので、感染した患畜は牧場ごと殺処分しなければならないという、農家にとっては正に恐怖の伝染病。
そんな口蹄疫が4月末から出始めて、今では(5/11現在)殺処分数は
75,655頭にも上るという、近年稀に見るパンデミックぶり((((;゚Д゚)))))
日本の畜産業界に大ダメージを与えそうな被害状況なんだけど、何故か我らが民主党政権の対応は冷ややか。
具体的な内容については、
wikiの発生状況のページを見て頂きたい。
時系列でどこがどんな対応をしたかが解りやすくまとめられてるんだけど、これを見ると
民主党がほとんど何もしていない事がよくわかる。
ちょっと、民主党の対応だけ抜き出してみようか( ・ω・)つ
4月20日
民主党:日本産牛肉の輸出を全面停止
民主党:口蹄疫の疑似患畜の確認及び口蹄疫防疫対策本部の設置
民主党:赤松大臣、宮崎選出の外山いつきから消毒液などが足らないことの報告を受ける
まぁ、これは普通の対応。
消毒液が足りないって報告が上がってるんだから、ここは政府の力で掻き集めて支給して欲しいところだが……
4月22日
民主党:副大臣「現場の状況について今初めて聞いた」
4月29日
民主党:農林水産副大臣が宮崎県に出張。ただし現場には入らず生産者への面会もなし
4月30日
自民党:自民党口蹄疫対策本部、政府に42項目にわたる対策要請の申し入れ
民主党:対応を予定していた鳩山由紀夫総理・赤松農水相は、当日になって予定をドタキャン
民主党:夕刻、赤松農水相、コロンビア・キューバへの外遊へ
自民党:自民党口蹄疫対策本部、党本部で記者会見
「10年前の感染の際は、ただちに100億の予算が確保され、対策がなされた」
「ところが、この段階になっても、国から宮崎県には一箱も消毒薬が支給されない」
「この状況で農水大臣が外遊するとは、自民政権時代からすれば前代未聞」
「国から消毒液一箱も届かず。国が配ったように報道されているが、まったく誤報」
5月6日
民主党:山田副大臣が会見を行うが発言が支離滅裂で状況の把握が出来ていない事をさらす。
5月7日
民主党:小沢幹事長、選挙協力の要請のため宮崎県入りし東国原知事に面会。
5月8日
民主党:赤松農水相、外遊から帰国。富岡よしただ後援会結成大会(栃木県佐野市文化会館小ホール)に出席。
挨拶後、農水省に向かう。
で、ようやく帰国した農水大臣は、1日ゆっくりとお休みになられた後の5/10にようやく現地入り。
この悠長さに比べて、現地宮崎県の知事である某そのまんまな人はもう必死ですよ。ここ数日、ブログの記事は絶望感漂う口蹄疫の状況報告ばかり(´・ω・)つ
http://ameblo.jp/higashi-blog/この温度差はなんなんだろう……(=ω=;)
さらに温度差が感じられるのが、5/11の国会答弁の動画( ・ω・)つ
ちょっと長いけど、見てもらえれば現場の悲惨さと、政府との温度差がよくわかると思う。
現場の痛みを訴える江藤議員に対して、「やれる事はやったんだから文句言うなよ」って感じの大臣達。
なんでこんなに緊迫感が無いんだ、このおっさん達(=ω=;)
ほんと民主党のヤツらって自民党の言う事はまともに聞くきも無いんだろうか。
こんな状況で政党がどうのとか言って場合じゃないと思うんだが……。
国民は政治ゲームのコマじゃねぇぞヽ(`Д´)ノ!!
他にも色々と言いたい事はあるけど、だいぶ長くなってきたんでこの辺で終わろうと思う。
何故か現地以外ではほとんど報道されないこの問題。深刻な問題だから、国民全体に知らせるべきだと思うんだけどなぁ(´・ω・`)
最後に、現地のニュースの動画を貼っておきます。
こっちの報道とは随分違う、感染現場の生々しい現状が良くわかると思う。
なぜこれを全国に流さない……。
posted by ダイゴロン at 23:50| 京都 ☁|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
ニュース
|

|